分野別ガイド 02 / 行政書士 伊藤 究(行政法務・教育事業 統括顧問)

設備を買う前に:法人化・補助金・許認可の順番ガイド

設備や商品を購入する前に、①補助金の対象になるか ②個人事業主のままか法人にするか ③許認可が必要か を順番に確認すると、後戻りを減らせます。「法人にすれば補助金が使える」と一概には言えず、個人事業主でも申請できる制度は多くあります。法人化の判断は、税・社会保険への影響を含めて、税理士・社会保険労務士にもご確認ください。

メール・LINE公式アカウントは伊藤究へ直接、株式会社CO-LINKの相談窓口はCO-LINKが受け付けます。結果(採択・許可・合格など)を保証するものではありません。

結論:順番を間違えない

  • 1. 購入・契約の前に相談する(交付決定前の発注が対象外になる制度があるため)
  • 2. 対象になりうる補助金・助成金を確認する
  • 3. 事業主体を決める(個人事業主のままか、法人にするか)
  • 4. 許認可が必要かを確認する(名義や承継の扱いが変わる場合があります)
  • 5. 税・社会保険への影響を、税理士・社会保険労務士に確認する
  • 6. 申請書類を作成する

個人事業主と法人の違い(一般的な整理)

上の表は一般的な整理です。税金・社会保険の有利不利は事業の状況で変わるため、税理士・社会保険労務士にご確認ください。

項目個人事業主法人(株式会社など)
始め方開業の届出定款の作成・認証、設立登記など
税金所得税などの体系(詳細は税理士)法人税などの体系(詳細は税理士)
社会保険事業所の人数・業種により適用が異なる原則として健康保険・厚生年金の適用事業所になる
許認可個人名義で取得法人名義で取得(個人から法人への切替で、承継できるものと再取得が必要なものがある)
補助金個人事業主も対象の制度が多い制度により、法人であること・設立からの期間・従業員数などが要件や加点に関わる

補助金の観点:法人化の前後で気をつけること

  • 申請の時点で法人であることを求める制度、設立からの経過や決算の有無を要件とする制度があります。
  • 法人成りの直前に設備を購入すると、個人名義と法人名義の資産・契約の整理が必要になります。購入の前に順番をご相談ください。
  • 法人化した場合、補助金の申請に必要なIDや書類を法人名義でそろえ直す必要があります。

行政書士ができること

  • 会社設立に向けた定款の作成(設立の登記申請は司法書士の業務です)
  • 補助金の申請書類の作成
  • 許認可の申請に向けた書類の作成と、要件の確認

PREPARE

相談前に用意するもの

  • 購入・契約を予定している設備や商品の内容(見積書があればお持ちください。まだ発注しないでください)
  • 現在の事業の形(個人事業主か法人か)と、開業・設立の時期
  • 今後の予定(従業員の採用、店舗・事務所の増設など)

用意できないものがあっても、そのままご相談ください。何が必要かは、状況を伺って整理します。

他の専門家との役割分担

設立の登記は司法書士、税務申告・税の有利不利の判断は税理士、社会保険の手続は社会保険労務士、契約や紛争は弁護士の領域です。行政書士が行うのは、定款や補助金・許認可の書類の作成です。

「理事(研修部長)」は東京都行政書士会 目黒支部での役職で、株式会社CO-LINKの役員ではありません。

よくあるご質問

法人化すると、補助金は取りやすくなりますか。

一概には言えません。個人事業主も対象の制度は多く、法人であることが要件や加点に関わる制度もあります。制度ごとに要件が異なるため、対象にしたい補助金の公募要領を確認したうえで、法人化の要否を検討します。

法人化は、設備を買う前と後のどちらがよいですか。

制度・税・許認可・社会保険によって変わります。購入の前に、補助金の対象か、事業主体をどうするかをあわせて確認してください。個別の判断は、税理士・社会保険労務士のご意見も踏まえて行います。

会社設立の手続は、誰に頼めばよいですか。

定款の作成は行政書士が、設立の登記申請は司法書士が担当する業務です。全体の順番と必要な専門家を整理してご案内します。

個人事業主のまま、補助金を申請できますか。

制度によって異なります。個人事業主を対象とする制度は多くありますので、対象にしたい制度の公募要領で確認します。

CONTACT

お問い合わせ:伊藤究へ直接、または株式会社CO-LINKへ

A / 伊藤究へ直接

行政書士武蔵伊藤法務事務所

事務所へ直接お送りいただいた内容は、行政書士事務所が受け付けます。CO-LINKの受付とは窓口が異なります。

B / 株式会社CO-LINK

CO-LINKの相談窓口

株式会社CO-LINKへのご相談は、CO-LINKが受け付けたうえで、行政書士の資格が必要な点について、伊藤究を含む専門家にご確認いただくようご案内します。送信内容は、ご相談の対応に必要な範囲で担当する専門家と共有します(共有先・利用目的は、フォームの同意事項とプライバシーポリシーをご確認ください)。

お問い合わせは、メール・LINE公式アカウント(伊藤究へ直接)、または株式会社CO-LINKの相談窓口のどちらからでもお送りいただけます。お急ぎのときは、メールまたはLINE公式アカウントが直接つながります。

本ページは一般的な情報提供であり、個別の案件に対する法的助言ではありません。制度・要件・手続・期限は、改正や年度によって変わります。最新の内容は、各機関の公式情報でご確認ください。結果(採択・許可・合格など)を保証するものではありません。※これは一般情報です。最終判断前に必ず該当分野の専門家へ確認してください。

出典・参考(公的機関)

最終更新:2026年10月22日。このガイドはCO-LINKが作成した一般情報で、個別の案件の判断ではありません。関連する専門家:行政法務・教育事業 統括顧問・行政書士 伊藤 究(行政書士武蔵伊藤法務事務所)。